リョクリン日進リサイクルセンターは、建設現場から排出される廃棄物はもちろんのこと、現在問題になっている不法投棄跡地での分別困難な埋設廃棄物混じり土などにも対応できる中間処理施設です。リサイクル促進の徹底により、最終埋立処分量を削減し、環境保全に取り組んでいます。
愛知県 許可番号 第02320099494号近年、環境関連法規制及び法令違反に対する罰則規定が強化される一方で、最終埋立処分場の残余容量は減少の一途をたどっています。リョクリン日進リサイクルセンターでは、今まで最終埋立処分場でしか処理できなかった「埋設廃棄物混じり土」を可能な限り資源に変えることで、リサイクル率の向上と地球環境の保全に貢献しています。
[土壌] セメント原料化 [廃棄物] 各品目ごとに選別
建設現場や工場から排出される無機性汚泥を振動スクリーンにより分級して異物(木くず、がれき類、金属くずなど)を取り除いた後、ダスト類、燃え殻、鉱さいなどとパドルミキサーにより混練して、セメント原料となるよう性状を安定化させ、成分を調整してセメント工場に搬出します。重金属成分を含んだ汚泥なども処理が可能となり、単体ではリサイクルが難しく埋め立て処分しかできなかった廃棄物も資源へと生まれ変わります。
リョクリンでは、混合廃棄物を品目別に人の手や機械を使用し、廃プラ、紙くず、木くず、ガラス・陶磁器くず、がれき類、金属くずなどに分ける選別処理を行っています。選別処理は、リサイクルなど資源を有効利用するためには欠かせない工程です。搬入された廃棄物は再資源として有効活用するために品目別に破砕機により破砕したり、選別前にハンドリングしやすいように改質したり、廃棄物の性状に合わせた処理を行います。
処分許可内容一覧
処分施設 | 第1プラント | 第2プラント | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
処分方法 | 分級・選別 | 選別 | 破砕 | 分級・選別 | 分級 | 分級・混練 |
取扱品目 / 処分能力 | 554㎥/日 | 90㎥/日 | 廃プラスチック類 4.56t/日 紙くず 4.00t/日 木くず 4.78t/日 繊維くず 4.75t/日 ガラス陶磁器くず 4.13t/日 |
231.6㎥/日 | 500.8㎥/日 | 1238.4㎥/日 |
燃え殻★5 | ● | ● | ||||
汚泥★6 | ● | |||||
廃油 | ||||||
廃酸 | ||||||
廃アルカリ | ||||||
廃プラスチック類★1 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
紙くず | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
木くず | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
繊維くず | ● | ● | ● | ● | ● | |
動植物性残さ | ||||||
ゴムくず | ● | ● | ● | ● | ||
金属くず★2 | ● | ● | ● | ● | ● | |
ガラスくず・コンクリートくず★4 及び陶磁器くず★1 |
● | ● | ● | ● | ● | ● |
鉱さい★5 | ● | ● | ||||
がれき類★3 | ● | ● | ● | ● | ● | |
ダスト類(ばいじん)★5 | ● | |||||
令第2条第13号 廃棄物 |